フェイスブック 若き天才の野望(5億人を・・・
ソーシャルネットワークの書籍 フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた) を読みました。
500頁ほどの長編で文字も比較的小さかったので、読み終えるのに一週間近くかかりました。
集中して読む時間がとれずに合間に読んでいたこともありますが・・・。
映画「ソーシャル・ネットワーク」を観た後に読んだので、映画の情景とリンクした分、読みやすかったかなといった印象です。
ちなみに映画の原作は、この本ではなく、「facebook 世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男 」です。
この本は、facebook創設者のマーク・ザッカーバーグが、2004年2月に米ハーバード大学の寮の一室で始めてから、利用者が5億人を超える今に至るまでの急成長ぶりを辿っています。
映画「ソーシャル・ネットワーク」は、ストーリー性を持たせるためにずいぶんと脚色されています。
そのことは、エンドロールで「事実を元にして脚色を施した創作」であるとされていました。
ザッカーバーグと彼のチームは、「同級生、同僚、友だちといった現実世界での知り合いとの交流を深め、スムーズにするためのツールになることを意図してフェイスブックを開発している」と明言している。
そして実名主義は、フェイスブックの最も重要な方針です。
それであるがゆえ、プライバシーの扱いは困難極まる問題であり、ユーザーにとっても、ザッカーバーグにとっても悩みの種です。
フェイスブックの長期的な成功は、プライバシーを十分に保護できるかどうかにかかっており、プライバシー機能の改良については、議論を重ねています。
フェイスブックの成功には、いくつかの重要な理由が重なっている。
ひとつめが、米ハーバード大学という環境の中で始まったということ。
大学では、人間関係が濃密であり、多くの学生がウェブサイトを作っていた。
そして能力の高いルームメイトがいたということ。
このようにフェイスブックが、現在の成功を収めるまでが詳細に描かれている。
フェイスブックの歴史を追うことは、ソーシャルネットワークを手っ取り早く理解するということかもしれない。
僕は、ツイッターでも実名を通しています。
もともとインターネットショップの運営者であるからかもしれないが、ハンドルネームはあまり好きではない。
隠しておきたいことは、そもそも書き込んでいないし、共有したいことだけを書き込んでいる。
それでプライバシーは保たれるわけですし、実名で書き込むことにより信頼性のある情報として捉えていただけると思っている。
信頼性の高い情報を出している人のところに、信頼性のある情報が集まるということも原則としてあるのではと思います。
本の中では、贈与経済という言葉で明快に説明されており、フェイスブックのコミュニティにつながっているとしています。
僕は、日本人が匿名を好む気質を持っているので、フェイスブックは日本では広まらないだろうと考えていました。
ただ、この本を読み少し考えが変わってきています。
プライバシー保護についての概念は、コミュニティの中では時間と共に変わっていくようです。
実際に日本でのフェイスブックユーザーが増えていることも裏付けとなっています。
いづれ日本も透明性の高いコミュニティにシフトしていくのではないかと思っています。




