
7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー著)」という、1996年に発行されたビジネス書のベストセラー。
この本に感銘を受け、僕自身が、より内容を理解したかったので、時々ブログに書きながら読み返しています。
この本は、
パラダイムと原則について
第1の習慣 ・・・主体性を発揮する
第2の習慣 ・・・目的を持って始める
第3の習慣 ・・・重要事項を優先する
公的成功
第4の習慣 ・・・Win-Winを考える
第5の習慣 ・・・理解してから理解される
第6の習慣 ・・・相乗効果を発揮する
第7の習慣 ・・・刃を研ぐ
に分かれています。
【第3の習慣】・・・重要事項を優先する
時間管理のマトリックスということを理解しなければいけない。
今やろうとしていることは、重要なことなのか、それとも緊急のことであるのか。
私たちの時間の過ごし方は、基本的に4つの領域に大別することができます。
そして、それらを緊急度と重要度の二つの軸で考えて活動しなければいけないと記されています。
それぞれの定義を理解すると、時間の管理が見えてくると思います。
例を挙げると、電話が鳴っているとします。
鳴りっぱなしの電話をそうそう放っておくわけいけないでしょうから、大抵は直ぐにとるかと思います。
これが緊急度です。
次の例としては、何時間もかけて資料を作り身だしなみを整えて、お客様のところへ訪問するとします。
もちろん重要な用件です。
もしそこで携帯電話が鳴ったとすると、おそらく電話に出るのではと思います。
訪問先のお客様より電話を優先させてしまっているのです。
緊急なものは、即座の対応を要求され、高い優先順位になりますが、それが必ずしも重要なことではなく、それどころか重要なものを後回しにしてしまうのです。
私たちは、緊急なものに対しては直ぐに対応しがちです。
しかし、緊急性のない重要な事柄を行うには、より高い率先力と主体性が必要になると書かれています。
次に時間管理のマトリックスの4つの領域を理解したいと思います。
第一領域(緊急であり重要)
・締め切りのある仕事
・クレーム処理
・せっぱつまった問題 など
一般に「問題」や「危機」と呼ばれるもので、多くの人はこの第一領域に追われているようです。
そしていつまでも振り回されてやがて疲れ果ててしまうのがオチですね。
僕もこのパターンに陥ります。
第二領域(緊急ではないが重要)
・人間関係づくり
・健康維持
・準備や計画
・リーダーシップ など
この領域に集中することは、効率的な自己管理の目的です。
大切でいちばん時間を費やなければいけないことは、すべてこの領域に入っており、おそらくほとんどの方は、そのことを理解しています。
しかし、緊急ではないから、いつまで経ってもなかなか手が付けられないのです。
ピーター・ドラッカーの言葉でこのことを説明しています。
「大きな成果を出す人は、問題に集中しているのではなく、機会に集中している」
第三領域(緊急であるが重要ではない)
・突然の来訪
・多くの電話
・多くの会議や報告書
・無意味な冠婚葬祭 など
重要であると錯覚しがちなのが、この領域です。
緊急ではあるが重要ではないこの領域に多くの時間を浪費してしまう。
このような人たちは反応的であり、終始ほかの人の優先順位や期待に振り回されているだけになるとされている。
効率的に人生を歩む人は、重要でないこの領域を避けようとするとも記されている。
第四領域(緊急でもないが重要でもない)
・暇つぶし
・単なる遊び
・だらだら電話
・待ち時間 など
第一領域で常に問題に集中し、危機を管理し、締め切りに追われる人たちが逃げ込める唯一のところは、緊急でもなく重要でもない、この領域であるとされている。
彼らは、重要とされる第三領域や、第四領域にほとんど目を向けていない。
これは危機管理に集中して生活を送っている結果であるとしている。
第二領域(緊急ではないが重要)での活動を行うための時間は、一見重要に見える緊急なことに「ノー」と言わなければいけない。
そのためには、自分の中に非常に強い「イエス」が必要になる。
とても大きくて自信を持って言える「イエス」を育てていかなければいけない。
本書には、直接は書かれてはいないのですが、自信を持って熱い「イエス」を言うためには、信念を貫くことができるミッション・ステートメント書くことがいちばん重要であると感じました。
ミッション・ステートメントが確立されていれば、努力することを継続できるのであって、それがなければ、自分の行動や態度の「根っこ」ではなく、「葉っぱ」の部分、つまり表面上でしか働きかけることができないとも記されています。
この章には、もうひとつ大切なことが書かれています。
人の問題に対しては、短絡的に能率的に考えることはできないと。
人に対しては効果性を考え、物に対しては効率を考えるべきである。
これに関しては、この後の第五の習慣に密接に関連してくる。
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